インストール用データ作成、いきなりSP3とは、インストール用の基本ファイルをSP3にアップデートすることです。
ここでいうインストール用の基本ファイルとは、フォルダ \I386、\SUPPORT、\VALUEADDとその他のファイル(setup.exeなど)のことです。
これらはWindowsXPのインストールCD-ROM、もしくはプレインストールパソコンのルートなどに存在します。
1.基本ファイルをコピーする。
作業用ディレクトリc:\xpinstallを作成し、そこにフォルダ \I386、\SUPPORT、\VALUEADDをコピーします。xpinstallは任意の場所、名前で構いません。2.インストール識別用ファイルを確認。
インストール用CD-ROMには識別用ファイルwin51、win51ipは入っています。他の方法でデータを作成する場合は、下記参考。
http://www.nu2.nu/download.php?sFile=wxp10.zip から"Windows XP Package"(wxp10.zip)というブータブルCD作成用のファイルを落とします。
このファイルを解凍して、
cds\xppro\files\win51
cds\xppro\files\win51ip
をc:\xpinstallにコピーします。
この時点でのディレクトリ構成
3.インストールイメージへService Pack 2を統合する。
まず、以下で開発者用SP2イメージをダウンロードします。IT プロフェッショナルおよび開発者用 Windows XP Service Pack 2 ネットワーク インストール パッケージ
「スタート」「ファイル名を指定して実行」で以下のコマンドを入力します。
C:\downloaded_dir\WindowsXP-KB835835-SP2-JPN.exe /integrate:C:\xpinstall
「ファイルの展開」「Windows ファイルの更新 Windows Service PackのファイルをWindowsインストールフォルダに統合しています。お待ちください」という画面が出ます。
ここでしばし待つと統合が完了します。
4.インストールイメージへService Pack 3を統合する。
同様に、以下の開発者用SP3イメージをダウンロードします。IT プロフェッショナルおよび開発者用 Windows XP Service Pack 3 ネットワーク インストール パッケージ
「スタート」「ファイル名を指定して実行」で以下のコマンドを入力します。
C:\downloaded_dir\WindowsXP-KB936929-SP3-x86-JPN.exe /integrate:C:\xpinstall
ここでしばし待つと統合が完了します。
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